材料の組織と特性部会
2023年度新規「自主フォーラム」発足および設置提案募集のご案内

 材料の組織と特性部会では、2023年度に新たに4つの自主フォ-ラムを設置いたします。2023年度設置の自主フォ-ラムの活動期間は2023年3月1日から2025年2月28日までの2年間とし、特に活動の継続を必要とする場合には更新することもあります。参加ご希望の方は下記の世話人に直接ご連絡下さい。

 なお自主フォーラム提案は随時受け付け、審査を行います。本部会登録会員5名以上の発起人による申し出により提案ができますので、ご希望の方は日本鉄鋼協会の下記問合せ先へご連絡下さい。
 
1. 「鉄鋼関連の物質の多角的解析と制御」自主フォーラム
趣旨:複雑な物質やプロセスにおける真の状態や現象を理解するために、汎用的手法や量子ビームによる手法だけでなく、様々な実験や解析における誤差等も考慮した議論を行う。話題としては、鉄鋼関連分野のテーマを中心に、異分野横断的な様々なテーマについても取り上げる。物質の特性発現解明に向けて多角的視点から考察し、特性向上に向けた可能性についても討論する。活動ではオンラインによるワークショップ等も利用する。

世話人(代表者)
  :東北大学・マイクロシステム融合研究開発センター 鈴木 茂
  TEL 022-217-3845、E-mail: shigeru.suzuki.e6@tohoku.ac.jp
 
2. 「鉄鋼の拡散による組織形成の理解と制御」自主フォーラム
趣旨: 侵入型合金元素である炭素を主要添加元素としながら、置換型合金元素も積極的に活用する鉄鋼材料においては、それぞれの添加元素によって相安定性が変化するだけでなく、侵入型/置換型合金元素の拡散速度の大きな差異に起因して相変態挙動も複雑に変化する。本フォーラムでは、実験ならびに計算科学の両側面から析出や相変態など拡散が関与した組織の形成およびこれに伴う力学特性の変化について産学が連携して議論を行う。

世話人(代表者)
  :東京工業大学 物質理工学院 材料系、中田伸生
  TEL 045-924-5622、E-mail: nakada.n.aa@m.titech.ac.jp
 
3. 「鉄鋼材料における原子間の化学結合に関する量子化学的理解」自主フォーラム
趣旨: 鉄鋼材料では添加元素により組織や強度・靱性は大きく変化するが、その原因は原子間相互作用であり、さらにその根源は原子間の化学結合により理解できる。すなわち、組織形成や材料の強度・靱性の最も根源をたどると原子間の化学的な結合に帰着する。そこで化学結合に重点を置く量子化学の手法を用いて、これまで電子論で合金設計について議論したいくつかの理論についてその妥当性を検証すること、鉄鋼材料における原子間相互作用の起源を化学結合の観点から解明することを目的として活動する。

世話人(代表者)
  :物質・材料研究機構 構造材料研究拠点、大塚秀幸
  TEL 029-859-2264、E-mail: ohtsuka.hideyuki@nims.go.jp
 
4. 「鉄鋼におけるせん断型相変態の基礎と応用」自主フォーラム
趣旨: 高強度鋼の基地組織としてマルテンサイト・ベイナイト組織などのせん断型相変態組織の重要性が今後一層増すことが予想される。これらの相変態挙動や形成される組織、その特性については古くから調査されてきたが、近年の分析技術や計算技術の発達、生産技術の進歩によってその理解は進み、新たな課題が現れている。そこで、本自主フォーラムでは、産官学のメンバーが集い、鉄鋼材料におけるせん断型相変態の基礎と応用に関して幅広く講演・討論することで、現状の理解を共有し、課題を抽出することを目的とする。

世話人(代表者)
  :東北大学 金属材料研究所、宮本吾郎
  TEL 022-215-2049、E-mail: goro.miyamoto.e8@tohoku.ac.jp
問合せ先:
  日本鉄鋼協会 国際グループ 龍 淳子
  TEL.03-3669-5932、E-mail:ryo@isij.or.jp

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