セラミックス原料・鉱石類分析技術は，関連分野の製造技術の進歩に大きく貢献し，技術レベルは世界最高水準に到達しています。これは関連各社の優秀な分析研究者，技術者の真摯な努力と技術蓄積の結果ですが，昨今の分社化等により分析研究者，技術者の減少は著しくなっています。これらの技術・技能の伝承を目的に，本会では各分野で実務経験をもつ専門家として最高の権威者を講師として招き，標記セミナーを開催します。
本セミナーでは，今後の国際的な分析試験所認定制度の対応も図れるように，講義を受講して実技及び筆記試験に合格した受講者には「セラミックス原料・鉱石類分析技術」の習得に関して実務者レベルの修了証を社団法人日本分析化学会から発行します。本修了証は，セミナー参加者の所属機関がISO 17025に基づく分析試験所の認定を受ける際には，標記分析に関する技術的教育を受けた実績として評価することが試験所認定機関との間で合意されています。奮ってご参加ください。
| １．日 程： | 受講申込締切 ：平成15年7 月 9 日（水）必着厳守
定試料の配布 ：平成15年7 月31 日 (木)送付予定
分析結果の報告締切：平成15年 9月30 日（火）必着
| | 講 習 日： | 平成15年11月13日（木）10時～19時
平成15年11月14日（金）9時30分～16時45分 | | ２．会 場： | ゆうぽうと五反田（予定）〔東京都品川区西五反田8-4-13〕 | | ３．対象者： | セラミックス原料・鉱石類分析の実務を担当する技術者あるいは関連部門のスタッフ、管理者。 | | ４．測定試料： | 鉄鉱石及びケイ石粉の天然原料 | | ５．分析項目： | ①鉄鉱石中全鉄の容量分析法、②ケイ石粉の重量分析法
（①又は②のどちら かを選択。 なお、両方の実技試験を受講することも可能）。 | | ６．受講申込締切： 平成15年7月9日（水）（必着） | | ７．募集定員： | 50名。（定員に達し次第締切り） | | ８．受講料： | 日本分析化学会・共催学協会会員（含団体会員）55,000円（65,000円）、会員外 80,000円（90,000円）。但し、上記分析項目のどちらか1試料の受講料。
（ ）内の受講料は①と②の両方を受験する場合。なお、講義のみ受講の場合は、 会員40,000円、会員外50,000円 | | ９．セミナー概要： | 実技試験、講義、技術交流会、筆記試験（実技受講者のみ）、および判定で構成 | １０．講義内容 | | | | 第1日目（平成15年11月13日、10:00～19:00） | | 10:00～10:10 挨拶 | 石橋耀一(実行委員長・日本鋼管テクノサービス） | | 10:10～11:30 セラミックス分析法概論 | 石塚紀夫（新潟大） | | 12:30～13:50 セラミックス試料の前処理法・化学分析法 | 上蓑義則（産総研中部セ） | | 14:00～15:20 鉄鉱石の化学分析法 | 鈴木節雄（ニッテクリサーチ） | | 15:40～17:00 非鉄金属原材料分析法概論，試料前処理法，化学分析法 | | 林部 豊（三菱マテリアル） | | 17:.00～19:.00 技術交流会 | | 第2日目（平成15年11月14日、9:30～16:45） | | 9:30～10:40 セラミックス中の炭素・酸素・窒素分析 | 柘植 明（産総研中部セ） | | 10:50～12: 00 原子吸光分析法 | 高田九二雄（東北大） | | 12:50～13:50 ICP 発光分光分析法 | 藤本京子（JFEスチール） | | 14:00～15:00 蛍光 X 線分析法 | 石橋耀一（日本鋼管テクノサービス） | | 15:10～15:50 技能評価 | | 15:55～16:45 筆記試験 |
※講演演題及び講師は予定です。 |
講義内容、申込み手続き等詳細は、直接下記にお問合せ下さい。
- 申込み・問合せ先：
- 日本分析化学会セラミックス原料・鉱石類分析技術セミナー係
〒141-0031 東京都品川区西五反田1-26-2五反田サンハイツ304号
〔電話：03-3490-3351，FAX：03-3490-3572，E-mail：koms@jsac.or.jp〕
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