材料の組織と特性部会 国際鉄鋼科学シンポジウム企画フォーラム 鉄鋼科学セミナー「マルテンサイトとベイナイトの基礎：高強度化と高延性・高靭性への挑戦」

鉄鋼のさらなる高強度・高靭性化のためにはマルテンサイトとベイナイトの基礎をより深く理解しその有効利用を検討することが大切であり、これが次世代の新材料開発の力になると考えます。この趣旨にそって本部会では、同名の討論会を平成19年3月28日に開催しました。また、同義の国際シンポジウムThe 1st International Symposium on Steel Science (IS3-2007)を平成19年5月に京都にて開催しました。本セミナーでは国際会議で議論された重要な点を総括するとともに、その後の進展も含めて、鋼材の力学的特性に対するマルテンサイトとベイナイト組織についての研究の現状と課題をユーザーの立場に立って討議したいと思います。多数ご参加くださいますようご案内いたします。 １．日　時： 2008年3月18日（火）10:00～17:00 ２．場　所： コープビル　6階　第3会議室 〒101-0047 東京都千代田区内神田１－１－１２ 案内図：http://www.gyoson-go.com/etc/img/2007talk_map.pdf ３．交　通： 地下鉄：大手町駅から徒歩約5分:丸ノ内線（A1出口）、千代田線（C1出口）、東西線（B1出口） JR：神田駅西口から徒歩約8分、東京駅からタクシー5分 ４．プログラム： 　10:00～10:15 趣旨説明 茨城大　友田　陽（フォーラム主査） 第一部：ニーズから見たベイナイトとマルテンサイト：求められるブレイクスルーは何か 　10:15～11:00 自動車用薄鋼板からみたベイナイト・マルテンサイト研究への期待 新日鐵　吉永　直樹 　11:00～11:45 溶接構造用厚板からみたベイナイト・マルテンサイト研究への期待 JFEスチール　遠藤　茂 　11:45～12:45 昼食 第二部：ベイナイト・マルテンサイトの組織と特性研究の現状：何を明らかにしたらブレイクスルーできるか 　12:45～13:45 力学的特性から求められる組織：理想組織像は描けているか NIMS　津﨑　兼彰 　14:00～15:00 組織キャラクタリゼーション：複雑組織は解明されているか 島根大　森戸　茂一 　15:15～16:15 求める組織を得るためのプロセス：組織形成メカニズムの現状 東北大　古原　忠 　16:15～17:00 総合討論 ５．参加費： 鉄鋼協会会員および学生：1,000円 非会員：5,000円 ６．定　員： 120名（定員になり次第、締め切らせていただきます。） ※2月12日現在、約70名の申込みをいただいております。 ７．参加申し込み： 事前にE-mailまたはFAXにて、1)氏名、2)所属、3)電話番号、4)FAX番号、5)E-mailアドレス、6)鉄鋼協会会員の方は会員番号を明記の上で下記までお申し込みください。 注）会場にて第一回国際鉄鋼科学シンポジウム（IS3-2007）のプロシーディングスを販売いたします。ご希望の方はお求めください（一冊7,000円）。 　 問合せ先： 　　物質・材料研究機構 新構造材料センター　青山祐子 　　〒305-0047 茨城県つくば市千現1丁目2-1 　　TEL:(外線)029-859-2170 　Fax:029-859-2101 　　E-mail: AOYAMA.Yuko@nims.go.jp