海域の環境改善のため、行政、産業界、地域がそれぞれの役割を担うとともに、関係各主体が一体となった取り組みが進められており、徐々に日本近海の水質改善が進んできておりますが、必ずしも水産資源の向上には結び付いておりません。海に流れ込む河川の排水を管理する手法に加え、豊かな海を取り戻す総合的な技術が求められております。一方鉄鋼業界では、鉄鋼生産により副生するスラグの有効利用に取り組んでまいりました。これまで、高炉セメント、路盤材、コンクリート用骨材、肥料などの製品を開発し、我が国のリサイクル技術をリードしてきました。最近の研究では、スラグに含まれる鉄分が、植物の育成に有用であることが明らかになりつつあり、実海域にスラグを投入することで、コンブが繁茂したり、スラグ固化体上にサンゴが成長する実例が報告されています。 そこで、行政、学識経験者、漁業関係者が集まり、豊かな海を創造することを目的に、鉄鋼スラグ海域利用に関するシンポジウム『鉄イオンによる海の森づくりと地球温暖化防止への期待』を開催します。 | | | | 1.主 催: | 日本鉄鋼協会、鐵鋼スラグ協会 | | 2.協 賛: | 日本水産学会、日本海洋学会、日本水産工学会、日本海水学会、土木学会、日本鉄鋼連盟 | | 3.日 時: | 平成22年12月6日(月)9:20~16:30 | | 4.場 所: | 東京大学 山上会館 2階大会議室 〒113-8654 東京都文京区本郷 7-3-1 |
| 5.プログラム: | | 座長:月橋 文孝 氏(東京大学) | | 9:20~9:30 | 開会挨拶 | | 経済産業省 製鉄企画室長 覚道 崇文 氏 | | 9:30~10:05 | 水産環境整備と磯焼け対策 | | 水産庁 漁港漁場整備部 課長補佐 森 健二 氏 | | 10:05~10:40 | 気候変動による影響の科学的知見について | | 環境省 地球環境局 研究調査室室長補佐 佐々木 緑 氏 | | 10:40~10:50 | 休憩 | | | | 10:50~11:25 | 海洋環境再生への期待 | | 東北大学 教授 須藤 隆一 氏 | | 11:25~12:00 | 森里海連環と海の森づくり | | 京都大学 名誉教授 田中 克 氏 | | | | 座長:吉村 悦郎 氏(東京大学) | | 13:00~13:20 | 磯焼け改善に対する増毛漁協の取組み | | 増毛漁業協同組合 代表理事・組合長 西野 憲一 氏 | | 13:20~13:55 | 鉄分施肥による環境改善(北海道磯焼け連絡会) | | 東京大学 特任准教授 山本 光夫 氏 | | 13:55~14:30 | コンブ類の藻場形成における鉄の重要性~生活環制御の視点から~ | | 北海道大学 教授 本村 泰三 氏 | | 14:30~14:40 | 休憩 | | | | | | 座長:足立 芳寛 氏(東京大学) | | 14:40~15:15 | スラグ海域利用の環境影響・安全性について | | 水産総合研究センター 室長 山下 倫明 氏 | | 15:15~15:50 | 閉鎖性海域環境改善のための鉄鋼スラグ利用の可能性 | | 広島大学 教授 山本 民次 氏 | | 15:50~16:25 | スラグブロックを用いたサンゴ再生 | | 東京海洋大学 教授 岡本 峰雄 氏 | | 16:25~16:30 | 閉会挨拶 | | 日本鉄鋼協会 専務理事小島 彰 | | 17:00~ | 懇親会(於:山上会館・地下食堂 TEL:03-5841-2343、03-5841-2344) |
| 6.参加費: | 無料(懇親会に参加される方は、当日受付にて1,000円を申し受けます。) | | 7.参加申し込み方法: | 返信用紙(Word)に必要事項ご記入の上、E-mailまたはFAXにてご返送下さい。 |
本件に関するお問い合せ: (社)日本鉄鋼協会 技術企画・部会グループ 門口または大島 TEL:03-5209-7014 FAX:03-3257-1110 |
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