シンポジウム「ここまできた中性子利用鉄鋼材料研究と今後の課題」　C型研究会「新世代中性子源を利用した鉄鋼元素機能解明」研究会最終報告会

「2009年よりはじまりましたc型研究会「新世代中性子源を利用した鉄鋼元素機能の解明」の最終報告会として、この4年間で中性子利用環境(装置、解析法、ネットワーク)がどこまで進み、どんな問題が残されたのか、また、次のステップとしてどういう方向に進むのかを議論します。」参加費無料で開催します。

1. 日時：	2013年3月27日（水）13：00〜17：00

2. 場所：	第165回春季講演大会　第17会場東京電機大学　東京千住キャンパス2号館　9階2904教室

3. プログラム：

（座長　佐藤）

13:00〜13:10	「C型研究会の成果・課題・次への挑戦」
	物材機構　大沼正人（研究会主査）
13:10〜13:30	「J-PARC/MLFおよびJRR-3における中性子実験施設の現況」
	総合科学研究機構　鈴木淳市

（座長　中山）

13:30〜14:40 「研究会成果：基礎・基盤技術」

13:30〜13:50	「小角散乱プロファイル解析　〜参照試料選択・サイズ分布・X線との複合利用〜」
	物材機構　大沼正人
13:50〜14:15	「中性子応力評価研究の動向」
	原子力機構　秋田貢一
14:15〜14:40	「その場中性子散乱回折の鉄鋼研究への利用に関する現状と展望」
	茨城大学　友田　陽

（座長　植田）

14:50〜16:00 「研究会成果：産業界からの利用例・新技術・国際連係」

14:50〜15:15	「中性子解析技術を活用した鉄鋼材料評価と産業利用の期待〜中性子その場回折、小角散乱、残留応力解析〜」
	JFEスチール　末吉　仁
15:15〜15:40	「HPT加工材の中性子ブラッグイメージング」
	北海道大　佐藤博隆
15:40〜16:00	「中性子工学回折に関するアジア-オセアニアネットワーク（AONET）」
	原子力機構　鈴木裕士

（座長　谷山）

16:10〜17:00 「中性子構造材料研究、次へのステップ」

16:10〜16:30	「いくつかの研究プロジェクトにおける構造用金属材料の先端研究と、中性子実験との連携の可能性」
	京都大　辻伸泰
15:15〜15:40	「HPT加工材の中性子ブラッグイメージング」
	北海道大　佐藤博隆
16:30〜16:50	「H25年度I型研究会コンパクト中性子源を利用した新組織解析法FSへ向けて」
	理化学研究所　大竹淑恵
16:50〜17:00	まとめの討論〜特に産業界からのコメント〜

問い合わせ先

（独）物質・材料研究機構　量子ビームユニット　大沼正人
TEL: 029-859-2701 E-mail : ohnuma.masato@nims.go.jp