材料の組織と特性部会
「耐熱鋼・耐熱合金における従来・新規問題の把握」フォーラム シンポジウム 開催案内
耐熱材料は、耐熱性の向上および長寿命化に向けた長年の研究開発を通じて、火力発電タービン、航空機エンジン等の熱機関や、化学・石油プラント等の反応装置の高効率化に大きく貢献してきた。2020年以降、世界的に脱炭素化への要請が一層強まる中、耐熱材料は今後も、熱機関や反応装置のさらなる高効率化に加え、高温ガス炉による水素製造、ゼロエミッション火力発電、水素還元製鉄等、脱炭素化の鍵を握る技術を支える基盤材料として重要な役割を担うことが期待されている。本フォーラムでは、2021~2022年度に活動した自主フォーラムにおいて抽出された「2050年エネルギー変革に向けて取り組むべき耐熱金属材料課題」のうち、主に二つの課題、すなわち「クリープ疲労・経年劣化」および「高温水素環境下での材質劣化」を取り上げ、参画機関による共同調査と議論を進めてきた。併せて、従来からの耐熱材料課題に関する整理と、脱炭素化に向けた技術動向の調査も行っている。本シンポジウムでは、脱炭素化に向けた産業界の取組み、水素製造の新たな方法として注目される高温ガス炉開発において耐熱合金に期待される役割、ならびにNi基耐熱合金における水素脆化に関する講演を企画した。これらの講演を通じて、脱炭素化社会の実現に向けて耐熱鋼・耐熱合金が直面する従来課題および新規課題を共有し、今後取り組むべき研究開発の方向性について議論する場を提供する。
| 日時: | 2026年9月23日(水) 14:00~16:40 |
|---|---|
| 場所: | 秋田大学 手形キャンパス 一般教育2号館101教室 (第192回秋季講演大会 会場12) 〒010-8502 秋田県秋田市手形学園町1番1号 |
| 資料: | 配布資料なし |
| 参加費: | 無料 |
プログラム:
| 14:00-14:10 | 趣旨説明 小林 覚(科学大) |
|---|---|
| 14:10-14:50 | カーボンニュートラル社会を支えるアンモニアバリューチェーン実現に向けた技術開発 久布白 圭司(IHI) |
| 14:50-15:30 | カーボンニュートラル実現に向けた高温ガス炉開発と耐熱合金への期待 濱口 巧(三菱重工業) |
| 15:30-15:40 | 休憩 |
| 15:40-16:20 | Ni基耐熱合金の水素脆化挙動 大木 優太朗(大同特殊鋼) |
| 16:20-16:40 | 総合討議 |
問合せ先:
東京科学大学 小林 覚
E-Mail:kobayashi.s.6b4d@m.isct.ac.jp