公益社団法人日本金属学会 東海支部 ・ 一般社団法人日本鉄鋼協会 東海支部
2026年度 本多記念・湯川記念合同講演会 開催案内
日本金属学会・日本鉄鋼協会 東海支部では、下記の要領にて本多記念・湯川記念合同講演会を開催いたします。今年度は「構造金属材料の強度・耐久性・信頼性を支える基礎科学」をテーマに、乾晴行先生(京都大学)と片山英樹先生(物質・材料研究機構)を講師にお迎えし、ご講演いただきます。金属・鉄鋼分野の先端研究を牽引してこられた両先生から、これまでの研究成果やその背景にある基礎科学について直接お話を伺うことのできる貴重な機会です。皆様の奮ってのご参加を心よりお待ちしております。
| 日時: | 2026年12月15日(火)
講演会:14:00~16:55 |
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| 場所: | 名古屋大学東山キャンパス (〒464-8601 愛知県名古屋市千種区不老町) →キャンパスマップ 講演会:EI創発工学館FUJIホール |
| 参加費: | 参加費:無料 研究交流会費: 無料 |
| 定員: | 講演会:最大100名程度 研究交流会:最大50名程度 |
| 参加申し込み: | 2026年12月9日(水)正午まで に以下のGoogleフォームからお申し込みください。
※Googleフォームを利用いただけない場合は、日本金属学会・日本鉄鋼協会東海支部事務局宛に電子メールにてお申し込み下さい。 日本金属学会・日本鉄鋼協会 東海支部 事務局宛 |
プログラム:
| 講演会(会場: EI創発工学館FUJIホール) | |
| 14:00-14:05 | 開会の挨拶 支部長 萩原 幸司(名古屋工業大学) |
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| 司会: 君塚 肇(名古屋大学) | |
| 14:05-15:20 | 湯川記念特別講演(講演:60分、質疑応答:15分) |
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「金属間化合物の結晶塑性」 【概要】結晶塑性とは、端的に言えば塑性変形の素過程を解明することであり、すべり系やその臨界分解せん断応力を決定することに始まる。このすべり変形を担う結晶欠陥が「転位」であり、結晶構造によりすべり系も転位の原子構造も異なり、その結果として転位の運動に必要な臨界分解せん断応力も桁違いに異なる場合も少なくない。転位はすべり面と呼ばれる結晶面上下の半結晶をすべり(バーガース)ベクトルに沿って相対的にずらす結晶欠陥として機能する。理解を容易にするために、すべり面は単一の結晶面で半結晶のすべての原子はすべりベクトルだけ変位するとして転位を記述することが多い。しかし、これはFCC、BCC結晶など単純な結晶構造の転位にしか当てはまらない。多くの金属間化合物がそうであるように、格子点に複数の原子集団が充てがわれる一般の結晶構造では、必ずしも転位はこのような単純な記述で表せないことが多い。シンクロシアー転位、ゾーナル転位などがその一例である。いくつかの金属間化合物の力学特性を様々な原子構造を持つ転位の運動をもとに詳述する。 |
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| 15:20-15:35 | 休憩 |
| 司会: 星芳 直(名古屋工業大学) | |
| 15:35-16:50 | 本多光太郎記念講演(講演:60分、質疑応答:15分) |
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「社会インフラの長期信頼性を支える腐食科学」 【概要】社会インフラ構造物の長期信頼性と安全性を確保するためには、実環境における腐食現象を的確に捉え、得られた情報を適切な維持管理や予防保全、さらには将来の腐食進展予測へとつなげることが重要である。これまで、実環境における腐食を「測る・見る・予測する」ことを目指し、大気環境における腐食を中心に研究を進めてきた。本講演では、電気化学インピーダンス法による腐食モニタリング手法の開発と構造物への展開、ハイパースペクトルイメージングによる耐食性の面的評価、機械学習を活用した環境データからの腐食リスクの予測・可視化について、これまでの研究の歩みとともに紹介する。さらに、近年の気候変動に伴い腐食環境の変化が予想される中、将来にわたって社会インフラの長期信頼性を確保するために求められる。環境変化に対応した適切かつ持続的な維持管理の重要性について述べる。 |
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| 16:50-16:55 | 閉会の挨拶 |
| 研究交流会 (会場: シェ・ジロー) | |
| 17:10-19:00 | 研究交流会 |
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企画責任者:名古屋工業大学 星 芳直
日本製鉄株式会社 秋葉 浩二郎
産業技術総合研究所 尾村 直紀
名古屋大学 君塚 肇
日本金属学会・日本鉄鋼協会 東海支部 事務局
E-mail:tokai@material.nagoya-u.ac.jp
