JAXA 2026年度「きぼう」静電浮遊炉(ELF)利用テーマの募集について
このたび国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟にある静電浮遊炉(Electrostatic Levitation Furnace: ELF)を利用して実施する、材料の熱物性値の取得や新材料創成などを目的とした実験の募集を開始しました。
ELFは、容器に接触せずに試料を保持できる微小重力の特徴を利用して精密な熱物性値(密度、表面張力、粘性)の取得、大過冷却を利用した新たな性質の材料探索が可能です。これらの課題を抱える方は、ぜひ応募をご検討ください。
- 1.募集概要
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ELFは、容器に接触せずに試料を保持できる微小重力の特徴を利用して精密な熱物性値(密度、表面張力、粘性)の取得、大過冷却を利用した新たな性質の材料探索が可能です。3000℃近い高融点材料を溶融することができます。
本募集へは、大学・公的機関所属の方だけでなく、民間企業からもご応募いただけます。成果の公開を原則とし、2028年度頃の宇宙実験の実施を想定しています。- <ELFの基本機能>
- 無容器:無容器状態を長時間保持でき、容器からの不純物混入や核生成の抑制が可能です。
- 物体の浮遊と位置制御:静電気力により空間での物体の保持、精密な移動・静止が可能です。
- 温度制御:3,000℃まで昇温可能なレーザー加熱の後、過冷却凝固させることが可能です。
- 測定・観察:非接触での温度、物性測定や、高速度カメラでの振動・凝固等観察が可能です。
以下のような課題を抱えている方は、ぜひご応募ください。
「融点が高く(例えば2,000℃を超える)溶融できない材料がある」
「るつぼの影響を減らして、信頼性の高い熱物性値を調べたい」
「熱物性値を使ったシミュレーションの精度を上げたい」
「過冷却状態での物質の状態を追求したい、過冷却凝固を利用して新しい物質を作りたい」これまでの静電浮遊炉を利用した研究テーマ、研究成果などや、成果の非公開をご希望の場合は、下記ウェブサイトをご覧ください。
- 2.募集締切
- 2026年6月18日(木)正午(日本時間)
- 3.募集案内
- 応募書類など募集の詳細は下記のウェブサイトをご覧ください。
2026年度「きぼう」での静電浮遊炉(ELF)を利用した 材料研究テーマ募集【基盤研究利用コース】について(JAXA ウェブサイト)
- 4.お問い合わせ
- ご不明なことがございましたら、下記のフォームよりお問い合わせください。
よくある質問(PDF)
(一財)日本宇宙フォーラム(JSF) 宇宙利用事業部
静電浮遊炉(ELF)利用材料研究テーマ募集係
E-mail:kiboexp[atmark]jsforum.or.jp