計測・制御・システム工学部会シンポジウム(制御技術部会共催)
「鉄鋼操業・生産を支える最適化技術 ― 定式化から実装・運用まで」開催案内
鉄鋼業では、コスト・品質面の国際競争力強化に加え、世代交代対応や労働生産性向上を狙いとした生産・業務プロセスの高度化が一段と求められています。このような課題に対し、数理最適化技術は、生産計画・スケジューリング等の意思決定を高度化する中核技術として、現場実装の重要性が高まっています。本シンポジウムでは、大学研究者と実践導入を担う企業技術者を招き、現場制約を考慮した定式化、解法選択、大規模化・不確実性への対処、そして導入・運用の勘所を分かりやすく紹介します。各社における今後の開発の一助にしていただければと考えております。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
| 日時: | 2026年6月4日(木)14:35~17:45 |
|---|---|
| 会場: | 福山ニューキャッスルホテル 3F「光耀の間(中)」 〒720-0066 広島県福山市三之丸町8−16 |
| 定員: | 120名 |
| 参加費(税込): | ・会員 1,200円(1,000円+Peatix手数料) ・非会員 2,300円(2,000円+Peatix手数料) ※部会大会に参加される方は、会員・非会員問わず会員価格でご参加いただけます。 |
| 参加申込: |
シンポジウムへ参加される方は、事前にE-mailで氏名・会員番号(非会員の方は不要)・勤務先・所属・住所・電話番号・E-mailを明記の上、下記までお申し込み下さい。部会大会参加申込書で申込された方は、E-mailでの申込は不要です。 |
| 申込期限: | 2026年4月17日(金) |
| 主催: | (一社)日本鉄鋼協会 学会部門 計測・制御・システム工学部会/生産技術部門 制御技術部会 |
プログラム:
| 座長:神戸大学 システム情報学研究科 教授 藤井信忠 | |
| 14:35-14:40 | 開会の挨拶とシンポジウム趣旨説明 |
|---|---|
| 14:40-15:30 | 「不確実性をともなう製鋼工程スケジューリングに対する数理最適化手法」 大阪公立大学 大学院工学研究科 森田 大輔 概要:数理最適化のアプローチによって現場の問題解決を図る際には、作業時間のばらつきなどの不確実性を考慮することが重要となる場合がある。本講演では、まず数理最適化の基礎について概説し、その応用事例として、転炉から鋳造までの製鋼工程における、不確実性を考慮したスケジューリング手法を紹介する。ここでは、作業実行中に処理時間の遅延が生じる状況を想定し、遅延が発生しても破綻せず柔軟に対応可能なスケジュールを構築する手法を提案する。 |
| 15:30-16:20 | 「JR九州運輸部門における最適化ソリューションを活用した業務効率化」 九州旅客鉄道株式会社 松原 大知 概要:日々の円滑な鉄道運行は、駅員、乗務員、車両検査員など、数千人規模の現業機関社員の業務に支えられている。その中でも、運輸部門では車両の検査計画や、社員の勤務資格等、設備、勤務時間など、鉄道ならではの特異性のある制約条件下の中で、計画を策定する業務が多々存在する。本講演では、これらの問題解決のため、数理最適化等を用いたアプローチを検討/実施した事例を紹介する。 |
| 16:20-16:35 | 休憩 |
| 16:35-17:25 | 「CMOSアニーリングを活用した社会課題の最適化事例」 株式会社日立製作所 研究開発グループ 奥山 拓哉 概要:社会や産業の現場では、選択肢や制約条件が爆発的に増大する意思決定問題への対応が重要な課題となっている。これらは組合せ最適化として定式化されることが多いが、問題規模の拡大に伴い、従来手法による解法には限界が生じつつある。本講演では、組合せ最適化およびアニーリング型アルゴリズムの基本的な考え方を概説し、発表者らが開発する CMOS アニーリングを例に、工学応用や社会実装の事例を紹介する。 |
| 17:25-17:45 | 総合討論 |
【申込先】
一般社団法人日本鉄鋼協会 学術企画グループ 小川 唯
Tel: 03-3669-5932
E-mail:ogawa@isij.or.jp
【お問合わせ先】
株式会社神戸製鋼所 技術開発本部 デジタルイノベーション技術センター 井本 考亮
Tel: 078-992-5612
E-mail:imoto.takaaki@kobelco.com

