日本鉄鋼協会・日本金属学会共催、自動車技術会材料部門委員会・日本塑性加工学会協賛
第7回自動車関連材料合同シンポジウム

モビリティの未来に挑戦する革新的材料技術
Innovative Material Technology Challenging the Future of Mobility

 近年の自動車を取り巻く環境の変化により、従来からの課題である環境負荷低減、軽量化、燃費向上などに加えて、新たに電動化、カーボンニュートラル、そしてLCAなどへの対応も求められており、自動車の大きな変革時期となっている。日本金属学会では、多くの材料を利用し日々進化している自動車技術に焦点を当て、その技術の未来を基盤から支える材料技術における最新の動向について、2018年度から日本鉄鋼協会、自動車技術会と合同でシンポジウムを企画してきた。本シンポジウムでは日本金属学会からの講演者に加え、自動車技術会、日本鉄鋼協会など他学協会から自動車および鉄鋼メーカーの製造関係者ならびに材料研究者を迎えて講演していただき、自動車用材料技術の最新の研究動向や方向性を共有するとともに、講演大会参加者の研究における一助となることを目的とする。

日時: 2025年9月17日(水) 10:00~16:15
場所: 北海道大学 札幌キャンパス
工学部オープンホール(日本金属学会 A会場)
参加費: 無料(資料購入を希望される場合は、資料購入方法項参照)
資料購入方法: 下記のURLにアクセスして、各自購入申し込みをしてください。

・資料購入URL:https://www.jim.or.jp/seminersymposium/index.php?k=56

・購入可能期間:2025年8月1日9:00~9月10日23:59(お支払いは9月10日23:59まで)
価格:5,500円/冊(税込)

資料冊子は、シンポジウム当日に日本金属学会講演大会総合受付にてお渡しします。
お渡し時に決済完了通知メールもしくは領収書の写しを確認しますので、ご持参ください。
資料は50部限定です。なくなり次第、資料の販売を終了します。

申込方法:

【日本金属学会講演大会に参加される方】

本シンポジウムへの参加登録手続きは不要です。

【日本鉄鋼協会講演大会に参加される方】

講演大会概要集「材料とプロセス」を年間予約された方、あるいは前期または後期(当日)申込される方は、本シンポジウムへの参加登録手続きは不要です。

【本シンポジウムのみに参加される方】

直接上記会場(日本金属学会A会場)にお越し下さい。

プログラム:

座長 大阪大学 安田 弘行
10:00-10:05 挨拶
東京大学 南部 将一
10:05-10:35 鑑講演「3Dプリンタと材料技術で描くモビリティ産業の新時代」
ヤマハ発動機(株) 栗田 洋敬
10:35-11:05 基調講演「耐疲労表面硬化鋼の高効率設計に向けたデータ科学活用の取り組み」
東北大学 宮本 吾郎
休憩 10分
11:15-11:45 基調講演「超高強度鋼板の自動車適用に向けた取組み」
JFEスチール(株)  高木 周作
11:45-12:15 基調講演「CNとCEを両立させる自動車用電炉鋼板について」
東京製鐵(株) 中西 栄三郎
昼休 75分
座長 東京大学 南部 将一
13:30-14:00 鑑講演「モビリティを取り巻く環境課題と対応技術」
ダイハツ工業(株) 久代 貴博
14:00-14:30 基調講演「短時間加熱ホットスタンピングを用いた高Si含有 リサイクルアルミニウム合金展伸材の成形性の向上」
横浜国立大学 廣澤 渉一
休憩 10分
14:40-15:10 基調講演「熱マネを支える自動車熱交換器用アルミニウム材料」
MAアルミニウム(株) 吉野 路英
15:10-15:40 基調講演「水素吸蔵合金開発の近況と多機能化:貯蔵・圧縮・精製」
産業技術総合研究所 浅野 耕太
15:40-16:10 基調講演「CN実現に向けた自動車用金型内塗装用塗料開発」
日本ペイント・オートモーティブコーティングス(株) 川合 貴史
16:10-16:15 挨拶
大阪大学 安田 弘行
問合せ先:

(公社)日本金属学会 谷山 明
E-Mail:secretary_gen@jimm.jp