材料の組織と特性部会 チタンフォーラム「脱炭素社会における高機能チタン材料」
R7年度講演会 チタン・チタン合金の新たな展開 開催案内

 日本鉄鋼協会チタンフォーラムでは、これまで、SDG’sを強く意識し、地球環境を安全かつ安心に積極的に保全する材料としてのチタンとその合金について、チタンの研究者・技術者はもちろんのこと、建設・土木・海洋・地質・環境工学などの研究者・技術者を一堂に会し、地球環境を継続的かつ安全に保全をめざす上でのチタンとその合金の研究・開発に関して、広く多様な視点から議論を行ってきました。これらの活動の間に、コロナ感染症の拡大により、社会構造や生活様式が大きく変化しました。さらに、二酸化炭素排出量削減に対してこれまで以上の厳しい目標が設定され、輸送機器の電動化や火力発電からの脱却などによる産業構造の変化が著しくなっています。また、戦争や紛争の影響による原材料の流通の変化や供給困難など、チタンを取り巻く情勢は一層厳しくなっています。このような社会・産業構造の変化に対応するため、チタンやその合金分野でも、新しい応用分野の探索や従来産業の変革などが求められています。そこで、チタンおよびその合金の新たな可能性を模索するため、「脱炭素社会を支える高機能チタン材料」自主フォーラムを設置しました。

 第二回講演会として、さまざまな分野で使われているチタンおよびチタン合金に関する話題を企業の方からご提供いただき、チタンおよびチタン合金の新たな応用展開について議論する機会としたいと思います。奮ってご参加ください。

日時: 2025年12月3日(水)13:00~16:20
形式: ハイブリッド
関大梅田キャンパス 8階ホール →講演会会場のご案内
大阪府大阪市北区鶴野町1-5
アクセス

※オンラインURLは参加者に後日お知らせします。

参加費: 無料(情報交換会5,000~6,000円予定)
申込締切: 2025年11月28日(金)
申込方法: 下記のGoogleフォームからお申し込みください。
情報交換会: 参加費5,000~6,000円(予定)
下記のGoogleフォームからお申し込みください。
主催等:

主催:(一社)日本鉄鋼協会 材料の組織と特性部会 チタンフォーラム

共催:関西大学カーボンニュートラル研究センター

プログラム:

13:30-13:35 開会 趣旨説明
チタンフォーラム主査 東京大学 新領域創成科学研究科 物質系専攻 御手洗容子
司会 大阪大学 趙 研
13:35-14:15 「自動車用固体高分子型燃料電池セパレータ材料へのチタンの適用」
(株)神戸製鋼所 チタンユニット チタン工場 技術部 開発室 主任研究員 鈴木 順
14:15-14:55 「チタン鉄系水素吸蔵合金」
(株)三徳 電池材料事業部 電材生産技術課 課長 大月 孝之
14:55-15:10 休憩(15分)
司会 東京大学 大内 隆成
15:10-15:50 「当社チタン多孔質体WEBTiの紹介」
東邦チタニウム(株) 執行役員・新素材事業部長 山口健一
15:500-16:30 「チタン需要創出への挑戦」
日本製鉄(株) チタン事業部長 寺井 健
16:30-16:45 総合討論
17:15-19:15 情報交換会
問合せ先:

チタンフォーラム:御手洗容子(東京大) E-Mail:mitarai.yoko@edu.k.u-tokyo.ac.jp

情報交換会:趙 研(大阪大) E-Mail:k_cho@mat.eng.osaka-u.ac.jp

講演会会場のご案内

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