2018年秋季(第176回)講演大会会場周辺のご案内(2018/07/25)


2018年秋季講演大会 実行委員長 貝沼亮介

今年の秋季講演大会は、9月19日(水)から9月21日(金)までの3日間にわたり、日本金属学会と合同で東北大学川内キャンパスおよび仙台国際センターにて開催されます。東北大学では1997年秋季(第134回)講演大会以来21年ぶりの開催となります。東北大学は10学部、15の研究科、6つの研究所および約20の研究センターなどからなる総合大学であり、片平、星陵、青葉山および川内の4つのキャンパスにおいて教育と研究が行われています。今回のメイン講演会場となる川内キャンパスは、仙台城二の丸跡地にあり、キャンパス北側は全学部学生が入学から2年間学ぶ全学教育に利用されていて、講義室の配置がコンパクトであり移動が容易です。ただし、講演会場が不足なため、数年前に完成したばかりの仙台国際センター展示棟をポスターセッションと合わせて利用することと致しました。国際センターはメイン講演会場から多少離れてはいますが、散歩にはちょうど良い距離であり、たとえ悪天候でも地下鉄による移動が可能です。


さて、東北大学や仙台を取り巻く環境として21年前の大会から大きく変化した点としては、仙台空港アクセス線(2007年)や仙台地下鉄東西線(2016年)の開通が挙げられます。特に東西線は、沿線に片平、川内、青葉山キャンパスがあり、仙台駅や中心部(飲み屋街)からのアクセスが格段に向上しました。今回会場となる川内北キャンパスと国際センター展示棟は、共に東西線川内駅および国際センター駅に隣接しており、仙台中心部からのアクセスはこれ以上ないほどに恵まれています。また、空港アクセス線を利用すれば、仙台空港から仙台駅まで約25分ほどであり、遠方から参加される方にとっても便利になりました。東北大学は、近年各キャンパスの景観整備に努めており、以前は殺伐としていた川内キャンパスも今は見違えるようにきれいになりました。また、会場からは、東北大学付属植物園、仙台城址、仙台市博物館や宮城県美術館が近く、講演の息抜きに徒歩での見学が可能です。


懇親会は、日本金属学会と合同で仙台駅に隣接したホテルメトロポリタン仙台にて催されます。大会会場から懇親会会場へは、地下鉄東西線を利用して10分程度と非常に便利です。ビジネスホテルは仙台駅周辺に数多くあるので、これらのホテルをご利用いただければ懇親会前にホテルでリフレッシュすることもできます。仙台駅は、松島、山寺、蔵王山、平泉、秋保温泉といった観光地へのアクセスの拠点です。また、市内観光バス「るーぷる仙台」をご利用頂くことで、瑞鳳殿、仙台城本丸、大崎八幡宮といった伊達政宗ゆかりの地をめぐる半日観光もできます。講演大会前後の日程を利用して、気持ちの良い東北・仙台の秋を是非お楽しみください。皆様のご参加をお待ち申し上げます。


 
川内北キャンパス講義棟

 
仙台城大手門隅櫓付近より仙台国際センターを望む

 
国際センター展示横
 
川内キャンパスのメイン通り